アミ族
  タイヤル族
  サイシャット族
  ブヌン族
  ツォウ族
  パイワン族
  ルカイ族
  プユマ族
  タオ(ヤミ)族
  サオ族
  カヴァラン族
  タロコ族
  サキザヤ族
  セデック族
  カナカナブ族
  サアロア族
 
+ 大 | - 小 | 元に戻す

プユマ族

プユマ族は主に台東縱谷南方の平地に居住しており、プユマ族の人口は約13,901人(2017年4月現在)です。人口分布は主に台東市南王・宝桑・賓朗・上賓朗・初鹿・泰安・利嘉・知本・建和などの地区に集中しています。なかでも台東市に居住する者が最も多く、次に卑南郷と続きます。近隣に居住するアミ族・ブヌン族・漢民族などから影響を受けているものの、独特な文化を維持し続けています。プユマの名はプユマ族の八大社のなかで最も勢力のある「卑南(Puyuma)社」から取っています。十七世紀頃、南王集落のプユマ族が朱一貫に関わる残党の平定に功があったとして、清朝から「卑南王」と称えられました。プユマ族が強大な武力を培っている理由は、男子集会所「バカラン」にて厳しい訓練が実施されているためです。

伝統的にはプユマ族は母系社会制度を採っており、男性は女性の家に婿入りすることが原則とされています。社会形態の変化により、このような風習は次第に父系社会制度へと変化しております。社会組織においては、祭師を中心に集落の祭事が行われ、頭目は政治や軍事的な指揮を担っています。宗教については、伝統的な宗教が依然として行われ、占い師は女性の職業とされ、部族の者たちの病を治療しています。その他、プユマ族ではカトリック教徒が多くなっています。

プユマ族文化の特色としては、男子集会所「palakuwan」での厳しい訓練や細やかな刺繍工芸、花輪を日常的に付けること、盛んに巫術が行われているなどが挙げられます。また、プユマ族の布は色彩や模様が多種多様で、非常に特色があります。プユマ族の伝統的な祭りはというと、年末から年越しにかけて行う「猴祭」や「大狩祭」などの年祭があるほか、各村が交代して開催する「聨合年祭」があります。プユマ族たちは、すでに失われてしまった伝統的な風習や儀式を現代に甦らせることに努めています。

Copyright 2006 Shung Ye Museum of Formosan Aborigines. All Rights Reserved.