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ルカイ族

ルカイ族は中央山脈南端の山間部に居住しています。人口は約13,168人(2017年4月現在)です。地理的な面から、主に中央山脈の東西両側及び西側の海拔500~1000mの山間部に居住している部族を下三社群と西ルカイ群とし、台東平地の端一帯に居住する部族を東ルカイ群(大南群とも称される)と分類しています。祖先は東部の海外に上陸し、中央山脈の南段の肯社爾山のふもとに居住し、その後屏東県の旧好茶や霧台郷に移動していったとされています。

ルカイ族の社会組織制度はパイワン族と類似している点が多くあり、パイワン族と同じく社会階級制度により頭目・貴族・平民に区別されます。父系社会で、家を継ぐのは長男の役目です。昔は集落において頭目がでしたが、時代とともに社会階級制度は昔のようには根付いておらず、一般的には頭目か平民かの区別のみになりました。一つの村にはいくつ もの頭目が存在し、最も地位のある「大頭目」以外は、「二頭目」や「小頭目」などと称されます。家系で頭目が全く出ていない家庭は平民とされます。しかし、現在では行政体系や経済体制の関係により、頭目の権威や地位は次第に失われつつあり、その立場は村長或いは民意代表者として移り変わっています。昔の平民は財力や社会への貢献度において頭目を超えた場合、村人から仰がれる存在となります。しかし、結婚の場や伝統的な祭儀においては依然として頭目を敬います。勇敢かつ狩猟に長けたルカイ族男性は頭目からその栄誉を賜れた後、女性は貞潔者であると賜れた後、栄誉の象徴である百合の花を受け取ることができます。

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