アミ族
  タイヤル族
  サイシャット族
  ブヌン族
  ツォウ族
  パイワン族
  ルカイ族
  プユマ族
  タオ(ヤミ)族
  サオ族
  カヴァラン族
  タロコ族
  サキザヤ族
  セデック族
  カナカナブ族
  サアロア族
 
+ 大 | - 小 | 元に戻す

ツォウ族

ツォウ族は主に阿里山・南投県信義郷・高雄の桃源郷や三民郷など、ブヌン族と同様に海拔の高い山の上に居住しています。里山や南投県信義郷に分布するツォウ族を「北ツォウ」、高雄の桃源郷や三民郷などに分布するツォウ族を「南ツォウ」と称し、北部と南部の部族とでは文化や風習において大きな差異があります。人口は約 6,608人です。(2017年4月現在)ツォウ族の人口は、東部の山間部に居住するブヌン族の土地拡大の影響を受けたり、西部に居住する平埔族や漢民族の侵入によって伝染病が流行したゆえ次第に減少していきました。

ツォウ族は厳格な父系氏族社会制度があり、大小の社によろ統合された政治的組織を中心 としています。集落にある男子集会所「クバ(kuba)」は、重要事項についての話し合いの場であったり、祭事の実施する場所や男性を訓練する場所として使用されており、女性が入ることは禁止されています。ツォウ族は毎年「mayasvi」と呼ばれる祭儀を行っており、本来は男性が狩猟から帰り、男性の成長儀式として行われていた或いは新築ができたときに行われていた行事でしたが、日本統治時代以降は一年に一回の小米祭として行われるようになりました。現在では、神さまを祭り、邪気を追い払って福を迎えることを目的に各村で定期的に行われています。祭儀で歌われる「迎神曲」や「送神曲」などの歌には、ツォウ族の伝統的な言葉が残っていることが分かります。

Copyright 2006 Shung Ye Museum of Formosan Aborigines. All Rights Reserved.