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アミ族

アミ族は主に中央山脈の東側、太平洋沿岸の台東縱谷と海岸平地に居住し、人口は約206,813人(2017年4月現在)で、台湾原住民族のなかでもっとも人口が多い部族です。十七~十八世紀頃、西方の山間に居住するタイヤル族やブヌン族、南方に居住するプユマ族、さらには西部で漢民族に制圧され東部に逃れて来た平埔族族群からの影響により、アミ族は部族内の様々な面で差異が見られるようになりました。例えば、彼らの居住地域は北側と南側に分散され、「南勢アミ」・「秀姑巒アミ」・「海岸アミ」・「卑南アミ」・「恆春アミ」という五大族群が形成されました。これらの族群の多くは海岸や溪流沿いの平地で居住するようになりました。

アミ族は母系社会と男子年齢組織制度により、男女の仕事と権力支配のバランスをうまく維持しています。男性は年齢階級制度により、目上の人を敬い服従することが決まりで、雑用的事務仕事や労働的な仕事は若い青年たちが担います。アミ族は 歌や踊りに優れており、服飾も華麗でどちらも非常に有名です。

毎年七月~八月になるとアミ族の集落では伝統的な祭事である「豊年祭」が行われます。本来は男性が自衛軍事訓練の演習とされており、厳しい身体能力訓練をするなかで部族間の団結や服従の精神を培っていくというものでした。現在では、軍事訓練の内容が大幅に減少され、運動競技や魚捕り、歌やダンスのみが行われます。アミ族の青年が兵役に行く前には、家族が親戚や友人を集めて家の前で宴を開き、送り出します。これは、アミ族にとって、男性が軍事訓練に行くということは人生で重要なことであると考えているためです。

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